劇団おぼんろ
おぼんろは2006年10月、早稲田大学第一文学部末原拓馬を中心に結成。当初、旗揚げ公演は
翌年1月に予定されていたが、劇場を予約した時期を待ちきれず、ハロウィンの夜に路上にて上演。
以来、年間数本の劇場公演、路上公演、イベント出演など、多岐にわたって活動している。

名前の由来
“おぼんろ”は、漢字の【朧】に由来。この漢字は源氏物語の『朧月夜(おぼろづきよ)』などのイメージが強いかもしれない。
劇団名に日本語を用いたのは、将来、作品が日本を代表する文化として世界に通用するようにとの理念ゆえであり、
そのロゴは【朧】という漢字に【ん】を組み合わせたものとなる。
おぼろげで掴みどころのない世の中を鵜呑みにして流されてしまうのではなく、
「ん?」と一瞬立ち止まっていまこの場所に目を凝らしてみよう、そんな思いが込められている。

おぼんろの物語
おぼんろが紡ぎだす物語の登場人物は時として犬であり、狼少年であり、カイコであり…。
メタフィジックな世界観で描かれる物語を通してこそ、人間や生命の本質を描くことができるのではないか。
是が非でも笑ってやるという強い意志で語られる物語は、切なくも美しく、劇場を後にしてからも温かい余韻を残すことであろう。

末原拓馬(すえはらたくま)

1985年7月8日生まれ。鹿児島県生まれ東京育ち。劇団おぼんろ主宰。

音楽家の両親の影響で幼少期より音楽を学ぶ。2004年4月早稲田大学第一文学部入学と同時に早稲田大学演劇研究会入会。 2006年10月、劇団おぼんろ結成、以後、番外、本公演含む全16作品の脚本・演出・演者を担う。 俳優として外部出演する傍ら、モデルとしてCMや雑誌等でも活躍。近年では、路上での一人芝居も頻繁に行っている。



【出演】
2006
『緋色の星』 (東京グローブ座)
2009.02
『汝、隣人に声をかけよ』(王子小劇場)
2009.08
『ロマネスク』(川崎アートセンターアルテリオ小劇場)
2009.09
東京バレエ団 『ラ・バヤデール』(東京文化会館)
2010.06~08
NODA-MAP第15回公演『ザ・キャラクター』(東京芸術劇場・主演:宮沢りえ)
路上一人芝居『ズタボロ一代記』全57ステージツアー
2010.04~08
JAPAN路上演劇祭2010 出場
【演出】
2008.11
東京探偵団プロデュース『Park Park Show』@青山円形劇場
【賞】
2006
『WHK主宰演じ者グランプリ』優勝
2007
『WHK主宰異種表現力対決』優勝
『おぼんろ番外公演3.8『さいなら!』が2008年池袋シアターグリーン学生演劇祭優秀賞受賞
体感型3D演劇

私たちはみなさんのことを観客とは呼ばず、“参加者”と呼びます。

みなさんが舞台を“外から観る”という姿勢ではなく、自らの想像力を働かせて主体的に物語に入り込んだとき、初めて私たちの作品は完成すると考えているからです。 公演の際には開場時から語り手である私たちと参加者とが言葉を交わし、開演に備えます。物語は主宰末原拓馬の雑談のような語りからはじまり、 いつしか劇場内は現実と非現実の折混ざる不思議な世界に包まれてゆきます。 上演中、客席と舞台との隔てはなく、語り手たちは参加者の間や前後左右、上下、様々な場所を縦横無尽に動き回ります。




目指すは…

私たちの作品が体験として参加者みなさまの生涯の記憶に残ることができたらと思っています。 そして今度はみなさまが語り手となり、どこかの誰かを笑わせてほしい、その思いでわたしたちは公演をうち続けます。 よりたくさんの方々に物語へ参加していただき、この語りの連鎖を日本中に広めるため、 まずは渋谷Bunkamuraにあるシアターコクーンで公演をできるような劇団になりたいと2011年現在、思っています。